2013年01月15日

阿川佐和子さんの「聞く力」はハウツー本にあらず。生きるためのヒント

 12月27日のNHKの「朝いち」に阿川佐和子さんが出演していた。彼女が著した「聞く力」は、100万部を超え2012年のベストセラー書籍となっている。これだけ、基本的なコミュニケーション力に自信をもてない人が多いということなのか。裏話や本に書かれていないことが聞けるかもしれないと思ってテレビを注意深く観ていた。ベストセラーとなった要因として、友人たちが言うように、「阿川さんなら、話してもいいか。」と思わせていまうほど、信頼関係構築が上手い。話の中で、私も自分の体験したことと重ね合わせて考えると、いくつも腑に落ちることがある。。

 彼女が著した「聞く力」は、いわゆるハウツー本を書く目的で書かれてない。いままで、週刊文春でのいろいろなキャラクターの持ち主との対談、テレビ朝日のテレビタックルのビートたけしや個性的な論客たちを仕切る司会での経験則をまとめたとのことであった。その対談や司会で、成功例や失敗例から多くを学び、それをまとめて紹介したものと言っていた。より具体的な体験談であるので、多くの人に共感を与えたのかもしれない。謙虚で優しい眼差しの阿川さんの第一印象は、カウンセリング用語でラポール(信頼関係構築)を加速してくれるはずだ。

 番組の中で、「聞く力」のポイントをいくつか紹介してくれた。例えば、「面白がって聞く。」、「慰めの言葉は2秒後に。」、「安易に分かりますとは言わない。」、「相槌は人によって使い分ける。」など。そして、もう一つ皆に知って欲しい共感ポイントがあった。難しい上司やおじさんと上手くコミュニケーションをとる方法である。「褒めること」これにつきるようだ。「今日のネクタイ、似合ってますよ。」、「○○さんの笑顔は素敵ですね。」このように、何気ない会話の中に誉め言葉を入れると効果的だそうだ。雑誌の編集者から仕入れたとのこと。誰からも好かれる女の子に、その編集者も教えてもらったようだ。

 私も、大学の授業で、学生のモチベーション向上策の一つとして、「褒めること」の効果を実感した。通常の授業でも何か一つは褒めることにしている。そして、凄い仕掛けにもう一つ気づいた。例えば、プロジェクト型授業の最終報告会で、学部長、メーカーの商品開発部長などにコメンテーターとして講評をお願いしたことだ。第三者に褒めてもらうことは、非常に動機付け効果抜群でした。褒めた後に、仮に厳しい指摘を受けても、もっと勉強しなくちゃと思ってくれる。さらに、ノーベル賞の山中教授でさえ、亡くなった父に褒めてもらうのが今の一番の目標だと言っていたくらいだ。

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posted by proengineer at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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