2014年09月18日

グローバル化で年収100万円台か1億円かの2極化!今年の賃上は線香花火か

 2014年初めに、ユニクロの柳井社長は朝日新聞のインタビューに答えてこう言った。「それはグローバル化の問題だ。10年前から社員にもいってきた。将来は、年収1億円か100万円に分かれて、中間層が減っていく。仕事を通じて付加価値がつけられないと、低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化するので、年収100万円のほうになっていくのは仕方がない」この発言は、一時メディアでバッシングされたが、正しい指摘で、国民が早く気づくべきである。実は、グローバル化によって、世の中のトレンドはそうなっていくはずである。

 国税庁「平成24年分民間給与実態統計調査」によると、平成24年度の平均年収は408万円であった。男女別平均では、男性は502万円、女性は268万円。役員を除く正規従業員の平均は467万円(男性520万円、女性349万円)。非正規は168万円(同225万円、同143万円)だった。同庁が正規、非正規を区別して調査するのは初めてらしい。同庁が抽出した企業約2万社で働く約29万人の給与から全体を推計している。1989年の402万円と同水準で、ピークだった1997年の467万円からは59万円減少している。さらに、将来のトレンドを予測すれば、今後15〜20年後には、非正規従業員が倍増して、実質的平均年収が、限りなく100万円台に収束していくと推測される。一部の1億円の集団も存在するので、見かけ上の平均年収は、かろうじて200万円台となるだろう。

 政府は、消費税を上げるために、企業に賃上を迫っていたが、今年の賃上は、消費税のアリバイのようなもので、線香花火にすぎない。なぜなら、TPPでグローバル化を加速させ、人手不足と称して外国人労働者の規制を緩和したり、派遣法を改正させて、従業員の非正規化を加速させたりしている。ではどうすればよいのだろうか。まず、グローバル化の流れは、受け入れざるを得ない。つまり、年収100万円台で暮らせるように考えるべきである。円高やデフレは決して悪いことではないのかもしれない。ある方が、里山資本主義を著わし、身の丈に合った生活をせよと言っていることも対応策のあるべき姿なのかもしれない。ビジネスも、次のような2極化の世界になる。一つ目は、山、海、川、田畑などの環境を守り、自然と共生し、自給自足に近い生活をしていくこと。二つ目は、斬新な発想で、高付加価値の新商品を生みだし、グローバルに売っていくこと。ただし、うまく知恵を結集すれば、地方の魅力を創造して観光産業化につなげることも夢ではない。

【 TRIZ | 感動製品=創造性*潜在ニーズ*想い@ぷろえんじにあ 】
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posted by proengineer at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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