2007年05月14日

経営資源は有限、知恵は無限

 先日、NHKの経済羅針盤という経済番組にマツダの井巻社長が出演されました。その中で、業績好調の要因は何でしょうかとのアナウンサーの質問に、「経営資源は有限、知恵は無限に尽きます。」と述べられておりました。その中で、好印象であったのが、これは、自分が言っているのではなく現場のリーダーが言っていることを強調されていた点です。

 井巻社長については、Wikipediaにも似たような記述がありました。久しぶりの日本人社長という気負いも外には見せず、自ら常に自分を表現される工場長のスタンスを社長になっても崩さず、現場を愛し、メーカーとして職人気質でものづくりにこだわり続ける日本人技術者社長の鑑ともいえる存在のようです。史上最高利益を更新しつつある経営手腕に親会社のフォードも一目置いているそうです。

 ところで、最近は「格差」という文字がクローズアップしています。しかし、20年ぐらい前までの中小企業白書を見ていると、「格差」と「二重構造」が永遠のテーマであるかのように毎年繰り返し課題提起されておりました。その時代の「格差」と現代の「格差」は若干質が異なるようです。当時の中小企業施策は、経営資源の助成に重点が置かれていました。現代はグローバル競争にさらされ、人件費を抑えるため、パート、アルバイト化、派遣・請負化でしのいでいるのが現状のようです。あげくの果てに、日本企業生き残りの源泉とされる「ものづくり」までアウトソーシング化が進んでいます。

 日本にはまだ就業人口に対して、平均 1/25人の社長がいるといわれるほど中小企業の数が存在します。これらの中小企業が生き残るためには、「知恵は無限」を実践することが必要のようです。実践例として、マツダと同じ広島県には、200社以上の「ものづくり〜オンリーワン・ナンバーワン企業〜」というデータベースが完備されております。マツダの井巻社長のスタンスではありませんが、知恵を出す社員のモチベーションも重要要因と考えます。このことは、私のライフワークとして、大企業、中小企業、大学などの教育機関などを問わずサポートしようと考えております。

<スピード発想術書籍URL>
 http://gihyo.jp/book/2010/978-4-7741-4106-0
<ぷろえんじにあHP>
 http://www.proengineer-institute.com/

40の発明原理の使い方:
 方法 A: 根本原因や真の目的を熟考後、オズボーンのチェックリストと同様に、発明原理の No1〜No40 を順番にスキャンしてそこからヒントを得てアイデアを発想する。

 方法 B: 矛盾マトリクスから「改善したいパラメータ」と「悪化するパラメータ」の交点の発明原理をヒントにアイデアを発想する。(適用事例を参照

 但し「図解これで使えるTRIZ/USIT」から出版社の許可を得て転載しています。


40の発明原理No15ダイナミック性原理(表をクリックで拡大)
15.gif

40の発明原理リスト(表をクリックで拡大)
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