2007年05月15日

フリーターの就職支援もCS指向で

 団塊世代の定年退職による2007年問題の労働力不足の解決施策の一つが、新卒採用数の増加に表われています。また、格差問題の解決の合わせ技として、厚生労働省によるフリーターの就職支援がクローズアップされてきたようです。特に、就職氷河期に正社員になれなかった20代後半から30代の年長フリーターに着目しているようです。

 厚生労働省は、ジョブクラブを都市部のハローワークなどに設けて、少人数のグループで職場体験をさせたり、面接での自己PR方法を学ぶとしています。具体的には、正社員に就いた同世代のフリーターの体験談を聞くセミナーを開催したり、メンバー同士のディスカッションによる就労観を醸成させること。コーディネーターの助言を得ながらロールプレイイングなどによる自己PRの方法を学ぶこと。企業に出かけて職場体験をすること。となっています。

 先日、30代男性のフリーターのキャリアカウンセリングをする機会がありました。彼は、大学の情報系の出身で、就職氷河期に入社試験に数十社ぐらい失敗しました。自信を失い、しかたなく、コンビニやファーストフーズなどでアルバイトをして生活をしてきたようです。中途入社試験を受けるわけにもいかず、あきらめていました。そこで、「何のために働くのか」や「なぜ」を繰り返し繰り返し、真の課題や問題点をカウンセリングで確認していきました。ここで、役立った本が、和民社長である渡邉美樹さんの「きみはなぜ働くか(日経新聞社)」でした。

 つまり、そこで見つかったことは、お客様の視点(CS指向)で考えることが解決の糸口になりました。職場体験をさせたり、面接での自己PR方法を学ぶことも必要ですが、それだけではこの課題は解決しません。その人固有の真の課題や問題点にスポットを当て、「モチベーション」と「自分の強み」を持たせてあげることです。例えば、何のために働くのかからは、自分のためだけでなく社会貢献などの視点も必要であることが認識されました。また、企業の立場で考えると、戦力となるスキルや知恵を訓練しておくことが理解され、専門学校などで陳腐化した知識やスキルを再訓練することの必要性に気づくわけです。


<スピード発想術書籍URL>
 http://gihyo.jp/book/2010/978-4-7741-4106-0
<ぷろえんじにあHP>
 http://www.proengineer-institute.com/

40の発明原理の使い方:
 方法 A: 根本原因や真の目的を熟考後、オズボーンのチェックリストと同様に、発明原理の No1〜No40 を順番にスキャンしてそこからヒントを得てアイデアを発想する。

 方法 B: 矛盾マトリクスから「改善したいパラメータ」と「悪化するパラメータ」の交点の発明原理をヒントにアイデアを発想する。(適用事例を参照

 但し「図解これで使えるTRIZ/USIT」から出版社の許可を得て転載しています。


40の発明原理No16アバウト原理(表をクリックで拡大)
16.gif

40の発明原理リスト(表をクリックで拡大)
p1.gif


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posted by proengineer at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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