2008年03月18日

キャリアカウンセリング・シンポジウムのクルンボルツ博士の肉声で勇気付けられ

 3月15日に笹川記念会館で、キャリアカウンセリング・シンポジウムが開催されました。会場には、約650名のCDAが参加し、熱心に発表を聞入っていました。シンポジウムの目的は、CDAの役割の再確認にあったようです。主なイベントは、プランド・ハプンスタンス理論で有名なクルンボルツ博士のロールプレイおよび日本のCDAへのメッセージ、企業・大学のCDA代表者である、園田由紀氏、工藤倫子氏、高岡正司氏らによるパネルディスカッションなどでした。

 特に、クルンボルツ博士のロールプレイからのメッセージのインパクトが強く、印象に残りました。例えば、次のようなメッセージです。「キャリアについては、計画はあまり重要ではない。なぜなら、計画に囚われすぎてしまうからである。行動することが重要である。」「偶然を待つのではなく、まず、やってみること。最悪なのは、何もしないこと。」また、パネラーからも良いメッセージをもらいました。「役に立たない仕事はない。」「人には生まれてきた意味がある。」「自分が、個性や才能に気づいていないケースが多い。」

 ところで、重要な考え方ですので、Planned Happenstance 理論について紹介しておきます。「環境変化が激しい時代においては、想定外の出来事で計画を変更せざるを得ないことが多い。従来の固定的なキャリアデザインでは対応できない。この予期せぬ出来事や偶然の出来事が人のキャリアに大きな影響を及ぼすことに着目して、想定外の出来事を否定的に捉えず望ましいものであるとし、キャリア形成のチャンスと捉えること。」そして、偶然の出来事をPlanned Happenstanceに変えるスキルは次のようなものです。@好奇心、A持続性(失敗にめげず努力し続ける)、B柔軟性(姿勢や状況を変える)、C楽観性(新しい機会は必ずやってきて、自分のものにできる)、D冒険心(結果がどうなるか見えない場合でも、行動を起こす)


 サッカー日本代表のオシム元監督は、「走りながら考えろ!」と言っていました。「限界を超えれば、次の限界が生まれる!」 これも高い目標にチャレンジする意味であります。 やはり、オシム監督は、名指導者と言えます。 私も講演や研修などで、仕事を行う上での価値観として、次のフレーズを心に刻むことを薦めてきました。 「百聞は一見にしかず(現物重視)< 百見は一考にしかず(思考重視)< 百考は一行にしかず(行動重視)」つまり、行動が一番重要だということです。



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posted by proengineer at 00:01| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ことわざ「百聞は一見に如かず(百聞不如一見)」は漢書(趙充国伝)の中の言葉で、
この意味は「何度繰り返し見ても一度実際に見ることには及ばない」です(注1)。
この「百聞不如一見」の後に「百見以不如一考 百考以不如一行」と加えた造語を
誰かが作りました。
誰がこの造語を作り、どのように広がっていったのかを知りたいのですが、
ご存知ありませんか。ご存知でしたら紹介していただけませんか。
誰から聞いたかを教えていただければうれしいです。

検索サイト「Google」において
キーワード「百聞 一見 百見 一考 百考 一行 」、
期間1980/1/1〜2008/12/31として検索し、
「百聞は一見に如かず、一見は…」と続く造語を紹介したサイトを抽出したところ、
200サイトありました(注2)。
最初のものは2000年の学校の広報誌でした(注3)。
「これも私の造語の1つです。」と記載のあるものは1サイトで企業社長のものでした(注4)。
この200サイトのうち連絡できるものについて本メールを送付させて頂いています。
回答いただければ嬉しいです。
Posted by 日下部 太郎 at 2009年10月12日 11:24
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