2008年04月11日

GoogleとTRIZで世界規模の技術力を予測してみると

 Googleには、Google EarthとGoogle Trendsというすばらしいツールがあります。Google Earthによれば、アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、中国のみならず、北朝鮮など秘密国家のすみずみまで、航空写真で俯瞰できます。地球上の物理的変化が見えてしまいます。Google Trendsというツールは、検索のアクセスボリュームを使って、全世界でそのキーワードがどうなっているのか傾向を分析できます。このブログのキーワードに使っている「TRIZ」でその傾向を再度分析してみます。この結果は、マーケティングの市場分析の代替特性として評価したり、戦略の市場動向調査データに活用できます。ただし、ロシア語圏だけは例外要因もあると考えています。

1年前にも、Google Trendsというツールを使いTRIZの関心の高さや普及状況の動向を調べて報告しましたが、約1年経つと情勢の変化が現れました。2006年後半から全世界のTRIZへの関心が低下していることは、1年前の傾向と変化がありません。イラン、韓国、台湾およびベトナムでは相変わらず活発な様子が見受けられます。日本での関心は、全世界のトレンドに近く減少傾向と判断できます。そんな中、インド、ブラジル、タイでの関心の高さが上昇しsているようです。

 これを裏付けるデータとして、いくつかあげられます。例えば、Googleのデータ数の推移やTRIZCON、ETRIAなどのカンファレンスの参加者や報告内容などです。 TRIZCONは、アメリカの TRIZ 研究者らによって設立されたアルトシュラー・インスチチュートが年に一度開催する大会で、1999 年に第一回が開催され今年で10年目を迎えます。これらの発表者数、参加者数、参加国などのトレンドです。実際に、これらのデータとも傾向は近似していると思われます。

 私は、従来の方法でのTRIZの普及の曲がり角になっていると考えております。TRIZという世界最強の課題解決ツールを使わないのは損失が大きい。それをどうしたらよいのかブレークスルーしようと、お金のあまりかからない方法でやさしく教えるなどいくつかの施策を試行錯誤しています。多くのユーザーアンケートや書籍の普及状況などから、原因として考えられることは、ツールにお金がかかってきたこと、ツールの中に多くのサブツールが存在し難解であると言われていること、欧米での関心が激減してきたことなどがあげられます。韓国、インド、ベトナムなど資源が少なく人づくり(教育)に重点を置いている国の技術力向上がブレークスルーの突破口になればよいと思っています。


メインリンク:
<ぷろえんじにあ TRIZホームページ>
 http://www.proengineer-institute.com/
<ぷろえんじにあWeb画廊>
 http://www.ne.jp/asahi/proengineer/skasuya/
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